妊娠に対する夫婦の温度差で喧嘩したりもしましたが、夫婦一緒に子供を授かるために行動を開始することになりました。
そうして改めて2人で産婦人科の門をくぐったのです。
まずは、夫の方の検査をしてから、本格的に不妊治療を開始しましょうということになりました。
男性の検査方法というのは、精液をとって量や濃度、運動率、奇形率などを顕微鏡で調べるといったものです。
事前に問い合わせて聞いていましたので、夫は病院にあった専用の部屋でとりました。
精液の採取方法はこのように病院で採取する方法と、自宅で採取して1時間以内に病院へ持ち込む、といった方法が選べるそうです。
検査の結果、夫の方にも特に問題はなさそうなので、まずは不妊治療の第一段階である「タイミング法」で挑戦してみようということになりました。
「タイミング法」とは、月経周期ごとに1度ある排卵日を様々な方法で推測し、その日の直前に性交を持つといった方法です。
排卵日は自分でも大体推測することは可能ですが、病院では血液検査で女性ホルモンの数値を正確に測定し、更に超音波検査で卵胞の生育具合や大きさをはかったりしながら排卵日を特定していきますので、自己流よりもより正確な日にちが割り出せます。
また、必要に応じて低刺激性の排卵誘発剤を使用することもあるそうです。
こうして病院の検査によって割り出された排卵日に従って、「タイミング法」を実践していきました。
この方法、自己流ではありましたが、以前から自分たちで試している方法とあまり変わらず、しかもそれで結果が出ていないので正直「どうかな?」という思いは捨てきれませんでした。
後日聞いてみたら、夫も同じことを考えていたそうです。
それでも、自己流ではなく検査の結果割り出された排卵日でのチャレンジ、ということもあって「もしかしたら」という思いで取り組んでいきました。
けれども・・・やはりそうすぐには、期待した結果が現れません。
月経がきてしまう度に、膨らんでいた期待が一気にしぼんでしまって・・・。
回を重ねるごとに2人とも、なんとなく義務感みたいなものが出てきてしまって、それが気持ちをどんどん疲れさせていきました。