通院しながらの「タイミング法」に挑戦してから半年が経過しました。
それでも、やはり妊娠の兆候は残念ながら見られませんでした。
「タイミング法」自体には経験上ちょっと疑問を持っていましたので「やっぱり」という感じの方が強く、大きな落胆というのはなかった気がします。
そこで、次なる治療のステップアップということで、「人工授精」に切り替えてみてはどうかとアドバイスを受けました。
もう40歳を目前としていますし、年齢を考慮すれば早めに人工授精を試してみた方が、妊娠の確率が期待できると言われました。
私も夫もタイミング法に疲れていたところもありましたし、それならば人工授精に変えてみようということになりました。
「人工受精」とは、予測した排卵日に合わせてその日に採取した精子を、専用の注入器を使って直接子宮内部へ送り込む、という方法です。
採取された精子は、洗浄して汚れを取り除いた後、状態の良いものだけをよりわけて注入されます。
これにより、精子と卵子が出会う確率がタイミング法よりも高くなり、その妊娠率は、女性の年齢と不妊期間から考えられる自然妊娠率の2倍ほどとされています。
また人工授精は、不妊の原因としておもに男性側に問題がある場合や原因不明の不妊にも有効といわれています。
ただし、人工授精での妊娠も、年齢の若い方の方が確率的には高いようです。
不妊治療の次なるステップである人工授精に挑戦することになったのですが、やはりタイミング法とは違いより人の手を借りている、という感じになってきました。
本音を言えば、この段階になっても自然妊娠ができたらそれにこしたことはないのに・・・とそう思わないことはありませんでした。
協力してくれている夫にしても、同じ思いだったと思います。
それでも、どんな方法でも赤ちゃんがきてくれるならと、治療に取り組んでいました。
そして、より人工的で治療、という感じになってきたのと同時に、費用の面でも変化が出てきました。
それまでは保険が適用されてきましたが、人工授精からの不妊治療は健康保険適用外となるのです。
いよいよ不妊治療を語る上で外せない、精神的な負担に加えて経済的な負担もより濃くなってきました。