人工授精より体外受精を勧められた私は、さっそく書籍などで不妊治療、特に体外受精が得意な専門病院を探し始めました。
しかし情報誌などを見比べても正直言って何かどこもよさそうだけれど、どこも同じような印象しか受けられず、どこも決め手に欠けていました。
やはり、実際に体験した人の口コミ情報に勝るものはない!ネット上の口コミサイトにアクセスしてみたんです。
病院を探すために開いたサイトでしたが、多くの不妊に悩み治療に頑張っている人たちの声になんて言ったらいいんでしょう、すごく安心したし勇気づけられました。
治療に通っていた近所の産婦人科にも、不妊治療の方は何人かいらっしゃいましたけれども、私が自分のことでいっぱいいっぱいだったのでしょうね。
その人たちとコミュニケーションをとったりすることはなかったんです。
「なんでわたしだけ」そう思って自分の中だけで鬱々とし、自分で自分を孤立させてしまっていたんだと、今であればそう思います。
けれどもあの頃は、なんでもネガティブにしか考えられなくなっていて、夫だけでなく両親・友人などの周りの人たちに、きっと迷惑や心配をかけていたのでしょう。
それだけガチガチになっていた時に飛び込んできた、自分と同じ悩みと向き合っている人たちの声は本当に心に染みました。
そんなありがたい2次的恩恵を受けつつ、本来の目的である専門病院を探していたところ、聖マリアンナ医科大学病院の生殖医療センターが目に留まりました。
不妊治療に対しかかわった症例が多く、体外受精の実績も高いという私の希望にぴったりと合っています。
私が住んでいるのは横浜ですので、聖マリアンナ医大に通うには少々遠かったのですが、それでもこの病院にかかってみたいという気持ちの方が強く、とにかく1度診察を受けてみようと決心しました。
実際診察を受けてみて、あぁ、ここでなら安心して任せることができる、本当にそう確信しました。
大きな病院だけあって、専門的な設備や専門の医師たちがそろっていて、もし子供が授かっても高齢の私に何かトラブルがあった時に安心できると思ったのも、ここに通って治療を受ける決心ができた一因です。
こして、40歳を目前に私はいよいよ体外受精に挑戦することになりました。